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category日記

9日目

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「なぁ、旦那。
 旦那って人外しか相手にしてない筈なのになんで同じパーティーの子にサービスしてんだ?」

先日Toy storeで購入したBook of dreamsと言う商品が机の上に置かれている。
メイガスは説明書へと視線を落としながら、旅行用の鞄から本を数冊取り出し商品の上へと置いた。
その段階で漸くジョンへと視線を向ける。

「投資だよ。」

短い返事にやっぱりかと言わんばかりにジョンは短くため息をついてみせる。
事情は知らないが彼が贔屓にしている錬金術に、メイガスは期待か或いは信頼を得てコネを作りたいのかと考えを巡らせる。
連れている桜色の女の子が可愛いのか、メイガスも矢張り男だもんね。そんな阿呆な考えを浮かばせていた自分が馬鹿らしくなる。

「なんでぇつまんねーの。」

ぼやきが聞こえたのかメイガスは小さく笑い返事を返す。

「商人はまず最初に損得を考える生き物だからな。」

ふと思い出したように、ジョンと名前を呼び。
自身の口に指をあて。

「この事はナナには言うなよ。
 どうとられるかわからん。」

分かっているといわんばかり、ジョンは軽く手を振って見せた。
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