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category日記

8日目

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今日はカメーリエの授業を途中で抜け出し片腕の銅像に散々悪戯をしてまわった挙句にユーグレやヒナキ達と楽しく過ごした。
もう迎えなんていらない年だというのに校門にdoll*dollが待っていた。
繋いだ手を揺らしdoll*dollを半ば引っ張っていくように歩いていく。
ナナがこの土地に来るよりも前、メイガスと再開するよりも前からdoll*dollのことは面識があった。
ただ面識があるからといって知っているというわけでもない。
ナナはdoll*dollの事をなんにも知らないのだ。

「どした?」

不意に足を止められ必然的にそれに引っ張られナナも足を止める。
振り返ると方の上にある二つの頭は露店を見ていた。
視線の先には虫の標本がある。
doll*dollはただただじっとそれを眺めているだけだった。

「欲しいのか?」

doll*dollはその問いを返すわけでもなくじっと見続けている。
手を離し両手でdoll*dollの視線を妨害してみると「ちょっと邪魔なんでどいてくださいね」と言わんばかりに脇にやられてしまった。
暇をもてあましナナも露店の品を見る事にした。
ただたいした品はない、蛾の絵が描かれたトランプカードや何かの粉で汚れたチェスのセットが置いてあるだけだ。
よくよく見てみるとdoll*dollが眺めていた標本は本物ではなくガラスで出来た作り物。
確かに綺麗だが何が面白いのだろうかとナナは退屈そうにdoll*dollのコートを引っ張った。

小1時間、ジョンが迎えに来るまでナナは待ちぼうけにあった。

翌日
同じように帰宅する中、doll*dollはまた足を止めて同じ露店を見る。
ただ今日はそれほど待つ事はなかった。
帰宅する道を辿りながらdoll*dollの腕には大事そうに標本のケースが持たれていた。

「いいもの買えてよかったな。」

ナナがそうdoll*dollへそう声をかけると一つ頷いて見せた。

裏:
「シエラーそれ以上はリバースすると思うんだよねー」

先日武器屋で購入したカムカム人形をシエラはハイドの口の中に無理やり押し込もうとしている。

「先日のアレは謝るんでっていうかほとんど実害なかったじゃん、いいのもあったじゃん?」

「頼んでも居ないのに勝手にそういう事をするのが気に食わないのヨ。」

ようやく手の力を解かれ口の中いっぱいに詰まっているカムカム人形を引っ張り出すといい感じに涎まみれだった。

「それで、味はシタ?」

「味したんだ、これ。」

押し込む前に説明しておけばよかっただろうかとシエラは思った。
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